マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、2018年のF1世界選手権から導入されるコックピット保護デバイス『Halo』について“議論する余地のない”ことだと語る。FIA(国際自動車連盟)は、ドライバー安全面を向上させるために今シーズのF1世界選手権からHaloの搭載を義務化。だが、メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは「できるならばチェーンソーで切り落としてしまいたい」と否定的なコメントを残している。
だが、Haloについて2018年の数戦で誰もがその存在を忘れることになるかと質問されたフェルナンド・アロンソは「そうだね、そう思うよ」と Sky Sport にコメント。「改めて、これは安全デバイスであり、ドライバーの頭部を保護するためのものだ。安全デバイスである限りはそれについて何かを議論するべきではないと思う」「確かに見た目は今のところベストだとは言えないけど、スポーツとチームはファンのために、そして、クルマの見た目がもう少し良くするための方法を見つけると確信している」フェラーリのセバスチャン・ベッテルもHaloが搭載された新車SF71Hについて同様にコメントをしている。「シート合わせでは問題なかったよ」とセバスチャン・ベッテルはコメント。「実際には思っていたよりも邪魔にはならなかった。コース上で走らせるのを楽しみにしている。誰もが慣れると確信しているよ」レッドブルのダニエル・リカルドは、Haloの追加は2019年に狭く背の高いリアウイングが導入されたときに比べれば、見た目的な変化はそれほどでもないと語る。「問題ないと思う。間違って欲しくないけど、ルックスは好きではない。でも、うまくいくと思っているし、すぐに違うことを話しているだろう。特にレースが始まって、チャンピオンシップの具体化してくればね」「ブラウンがチャンピオンシップを獲得した2009年を振り返れば、あの年はほぼF3マシンのように小さなリアウイングを装着してクルマの見た目はかなり違って見えた」「最初はみんなが両手をあげてそれについて話していたけど、その後はみんながそれに慣れて、ただ進んでいった」「2009年の見た目はHaloよりも劇的だったと思うし、人々が慣れるまでに時間がかかったと思う」
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