マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが、2017年のF1世界選手権の最終戦となるアブダビGPへ向けての意気込みを語った。前戦F1ブラジルGPでは、不利な状況と考えられたなかで8位入賞を果たし、今シーズン初めて2戦連続でのポイント獲得となったフェルナンド・アロンソだが、アブダビではより厳しいチャレンジが待ち受けていると予想する。
しかし、ホンダのF1エンジンの信頼性問題によって困難なスタートを切って以降も懸命に努力してきたチームのためにも力強い成績で応えたいとフェルナンド・アロンソは語る。「シーズン最後の戦いとなるが、アブダビはその舞台にふさわしい、素晴らしいサーキットだ。最終戦らしい独特の雰囲気があり、シーズンを懸命に戦ってきたチームメンバーが、ウインターブレイクを前に、最終戦でいいパフォーマンスを見せようと意気込む。ポジティブな結果で一年を終えようと全力を尽くすので、それが素晴らしいレースを作り上げるのだと思う」とフェルナンド・アロンソはコメント。「ヤス・マリーナ・サーキットは、ブラジルよりも苦戦を強いられるかもしれない。インテルラゴスでの結果は予想以上だったが、アブダビは厳しくなるのではと予想している。もちろん、チーム全員が上位で最終戦を終えたいと願っており、MCL32のパフォーマンスを引き出すために懸命に取り組んでいる。このコースはオーバーテイクが難しいので、予選が重要になる。したがって、レースウイークのなるべく早い段階で正しいセットアップを見つけることが大切だ」「夕暮れ時から夜にかけてのレースでシーズンを終えるのは本当に素晴らしい気分だ。変化していくコンディションに合わせていくのも面白いし、今年型のマシンでこのサーキットを走るのは、とても楽しいものになると思う。レースを楽しみにしているし、チーム全員の一年間の努力に報いるため、力強い結果で終えられればと思う」関連:2017 F1アブダビグランプリ テレビ放送時間&タイムスケジュール