F1スペインGPの予選で7番グリッドを獲得したフェルナンド・アロンソだが、F1でポールポジションを争うためにはホンダのF1エンジンにはまだ50馬力以上が必要だと考えている。フリー走行1回目ではエンジン故障でまったく走れなかったフェルナンド・アロンソだが、予選ではポールポジションのルイス・ハミルトン(メルセデス)から1.899秒差のタイムで7番グリッドを獲得。これは2015年にマクラーレン・ホンダに加入してからの予選ベストリザルトに並ぶ順位だ。
2017年で初めてQ3に進出したフェルナンド・アロンソだが、上位を争うチャンスを得るためにはホンダにさらなる大きなステッブが必要だと考えている。ホンダのF1パワーユニットにあと50馬力あればポールポジションも可能だったのではないかと質問されたフェルナンド・アロンソは「50馬力でも不十分だと思う。たぶん、それ以上が必要かもしれない」とコメント。「パフォーマンス面だけじゃなく、信頼性でも状況を改善できることを願っている」マクラーレン・ホンダは、今週末MCL32に大幅なアップグレードパッケージをもたらしており、フェルナンド・アロンソは、金曜プラクティスでの問題が、クルマの真のポテンシャルを覆い隠したと考えている。予選7番手は“サプライズ”だったと語るアロンソだが、改善されたマシンによって自身を持って攻めることができたと語る。予選での力強いパフォーマンスはドライバーによるものか、それともマシンによるものかと質問されたフェルナンド・アロンソは「2つのコンビネーションでなければならない」とコメント。「僕の感覚ではマシンだ。他のどの予選でも異なることはやっていかなかったからね。でも、クルマは常にプッシュできるという自信を与えてくれていた」「風によってかなり難しいコンディションだったけど、自信を失った瞬間は決してなかったし、クルマは本当にうまく機能していた」「昨日もポテンシャルは確認できていたけど、僕たちは変なセッションをしてしまった。でも、今日はすべてをまとめることができた」カタロニア・サーキットはオーバーテイクが難しいサーキットとして知られており、明日のレースではフェルナド・アロンソのシーズン初ポイントにも期待が高まる。「後ろについていくのがとても難しいトラックだし、良いスタートを決めて、このポジションをキープできれば、ポイントを獲得できる可能性はある」と語るフェルナンド・アロノソだが、今週末はDRSゾーンが延長されたこともあり、ホンダのF1パワーユニットのパワー不足は不利に働く可能性があると認める。「スタートでどうやってレッドブルを抜くかだけを考えている。最初の数周ではトップ5にいたいね」関連:【動画】 F1 スペインGP 予選 ハイライト … 0.051秒差の接戦バトル
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