フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダのライバルに対してのあまりのスピード不足を嘆き、エンジントラブルでレースに出ることができなかったストフェル・バンドーンは幸運だったと考えていることをほのめかした。フェルナンド・アロンソは、トップ10圏外ではあるものの、ストレートスピード不足に関わらず、ジョリオン・パーマー(ルノー)とダニール・クビアト(トロ・ロッソ)と懸命に戦っていた。
だが、残り2周でエンジントラブルが発生。完走扱いにはなったものの、3戦連続でのリタイアとなった。一方、チームメイトのストフェル・バンドーンは、レース前におそらく同じトラブルが発生してスタートすることができなかった。フェルナンド・アロンソは、ストレートでのライバルに対してのスピード不足に“驚いた”とし、ホームストレートで400m前にいても、ターン1のブレーキングゾーンでは並ばれていたと嘆いた。「今日はストレートでのスピード不足に驚かされたよ」とフェルナンド・アロンソはコメント。「ストレートでミラーでクルマが300~400mくらい後ろにいるのを確認していて、完全にそのクルマのことは忘れてステアリングホイールでセッティングを変更して、ブレーキを踏むころには隣にいるんだからね!」「スピード不足には何度も驚かされた。僕たちはポイントに近づこうとしていた。僕たちは11~12番手だったので、ほぼそれを実現していたけど、十分ではなかった。僕たちは仕事を続ける必要がある」ストフェル・バンドーンは、スタート前にMGU-Hのトラブルが発生してレースに出場することができなかったが、フェルナンド・アロンソはバンドーンの欠場が“幸運だったのか不運だったのか”わからないと語る。「もちろん、グリーンライトが点けば、やる気に満ちていて、戦っていく。レースのスタートでストフェルのことを考えたりもした。彼にとって、幸運だったのか、不運だったのかはわからない。レースをしていると攻撃されやすいし、ストレートで遅くて、どうやっても防御することができないんだからね」関連:F1バーレーンGP 結果:セバスチャン・ベッテルが今季2勝目
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