フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダにとってF1アブダビGPは予選Q3進出よりもポイントを獲得することの方が重要だと述べた。予選シミュレーションが行われた金曜フリー走行2回目で、フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンはトップ10のすぐ下につけた。だが、マクラーレン・ホンダにとっては複雑な一日となり、トラブルに見舞われたジェンソン・バトンは長い時間をガレージで過ごした。
アブダビでは、ウィリアムズとフォース・インディアが競争力を見せていることもあり、フェルナンド・アロンソは、すでにマクラーレン・ホンダのコンストラクターズ選手権に向けられている。 「今日起こったことは深読みできないと思う。今週末ではなくて将来に向けて重要ないろいろなことに挑戦していたし、FP1ではタイムを狙っていなかった」とフェルナンド・アロンソはコメント。「FP2は通常のプログラムだったけど、トロ・ロッソがほとんど走れなかったように、他チームにトラブルがあった。だから、自分たちがどこにいるかはまだ難しい」「予選に関してはここ数レースで見てきたものとそんなに変わらないと思う。トップ6が別次元で、それに続くウィリアムズとフォース・インディアでQ3はいっぱいになりそうだ」「僕たちはその後ろだ。トップ10圏外ではたくさんのチームがベストな位置を争っているし、ウィリアムズかフォース・インディアの1台が落ちれば、当然、僕たちの集団の中で速いドライバーがQ3へ行く」 マクラーレン・ホンダの一番の焦点は、現在12ポイント差をつけているトロ・ロッソを寄せ付けずにランキング6位を維持することだ。 「Q3に行けたらいいけど、今週末の目標はそれとは別だ。2017年についてできるだけ学びつつ、ポイントを獲って、12ポイント差を縮められないようにトロ・ロッソの2台の前かすぐ後ろにつけることだ。事実、過去3レースの金曜フリー走行では2017年のことに取り組んできたし、今日もそれに変わりはない」