フェルナンド・アロンソは、F1ブラジルGPのフリー走行2回目でトラブルによってマシンを止めた後、テレビカメラを操作する機会を与えられたが、本業に専念した方が良さそうだと頭をかいていた。 マクラーレン・ホンダはERSの水圧に異常を発見し、フェルナンド・アロンソは午後のプラクティスセッション途中でコースサイドへのマシンの停止を強いられた。
サーキットの外側に足止めされてしまったフェルナンド・アロンソは、しばらくマシンを眺めたり、1人で石を蹴るなどして時間をつぶしていたが、エス・ド・セナ出口のカメラマンに声をかけられ、FOMのテレビカメラを操作するシートに座らせてもらった。 フェルナンド・アロンソの撮影した映像は国際映像に流れたが、お世辞にもうまいとはいえないものだった。 「もうちょっとテクノロジーに追いついて、スキルを磨かなければならないね」とフェルナド・アロンソはコメント。「カメラのジョイスティックはものすごく繊細なんだね。ヘッドセットでペレスが来たら画面を切り替えると言われた、ペレスを探そうとしたけど、撮れたのはアスファルトだった。ペレスではなかったね!」 「またプラクティスでトラブルが起きてしまったけど、ユーモアを忘れないようにと心がけたんだ。明日は同じことを繰り返さないようにしなければならない」フェルナンド・アロンソは、トラブルが起きたのはプラクティス用のエンジンだと認め、たとえ致命的なトラブルだったとしてもグリッドペナルティにはならないと述べている。 「チームがテレメトリーに異常を見つけて、ストップするように言われたんだ。これから何が起きたのか分析する。でも、明日はもともとエンジンを変える予定だった。これは金曜日用のエンジンで、明日はレース用のエンジンを載せる。問題はないはずだ。オースティンで使ったのと同じものだ」レースエンジンを搭載することによって、フェルナンド・アロンソはポイントフィニッシュできることを願っている。 「明日は良い予選セッションにする必要がある。ここはコースが短いし、オーバーテイクがとても難しいので、予選がとても重要だ。今日は最近のレースに比べて少しコンペティティブだったし、10番手と11番手だったので、明日はQ3に行く本格的なチャンスがある。それを手に入れなければならない」 【動画】 フェルナンド・アロンソ、今年のブラジルGPでもデッキチェア
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