フェルナンド・アロンソとホンダにとって、鈴鹿サーキットでの週末は素早く忘れ去りたいものとなった。マシンにあらゆる要素が求められる鈴鹿サーキットで、マクラーレン・ホンダは複数の弱点が露呈。フェルナンド・アロンソが16位、ジェンソン・バトンが18位と今シーズンで最悪の結果となった。
「今日のレースで16位および18位に終わったことは、予期せぬ、かなり厳しい結果だ」とフェルナンド・アロンソはコメント。「特にシンガーポールGPでは7位、先週末のマレーシアGPでは7位および9位入賞を果たしていただけにね」「今日の結果が例外的で、今回限りであること、またオースティンでの次戦ではいつもの僕たちに戻れることを願っている」フェルナンド・アロンソは、レースでのパフォーマンスは特定の状況が原因ではなく、単純にクルマが速くなかったと語る。「僕たちの前で何も起こらなかったけど、今日の僕たちはそれほど速くもなかった。僕たちは遅すぎた。今日だけでなく、週末全体でだ。原因を見つける必要がある」「5日前のマレーシアで僕たちは7位だったし、最終コーナーまでペレスと6位を争っていた。それが1週間後にはザウバーの後ろですらある・・・」「週末全体の内容にちょっと落胆している。特にここはホンダのホームグランドだからね。でも、僕たちにはどうすることもできなかった」「これからもう一つの独特なトラックであるオースティンに向けて、もっと良い解決策を見つけなければならない。でも、僕たちはスパでうまくやることができた。ジェンソンがQ3に進出し、僕はグリッドペナルティにも関わらず7位でフィニッシュした。シンガポールとマレーシアでもそうだ。なので、僕たちがここで目にしたものが標準なのではなく、むしろ例外的だと思う。とにかく思い通りに事が運ばない一週間だった」