フェルナンド・アロンソは、今週末のシンガポールGPでのマクラーレン・ホンダへの高い期待に警告している。ホンダのアップグレード版パワーユニットが導入されたベルギーGPでは、マクラレーンは良いパフォーマンスを発揮し、フェルナンド・アロンソは、最後尾スタートから7位入賞を果たした。
モンツァではノーポイントに終わったマクラーレン・ホンダだが、それでも競争力はあり、シンガポールのストリートサーキットでの可能性に期待が高まっている。今週末は予選でトップ6を狙えるかと質問されたフェルナンド・アロンソは「そうは思わない」と答えた。「どうなるか様子を見てみるつもりだけど、6番手はとても楽観的だと思負う。2台のメルセデス、2台のレッドブル、そして2台のフェラーリがいるので、全てのレースでだいたい6つのポジションはフィックスされているし、ここでもそれは変わらないと思う。でも、その後は可能性はオープンだし、おそらく僕たちは戦えると思う」「ここは僕たちがQ3に進めなかったスパやモンツァとは違う。全てが順調にいけば、ここではQ3に行けるはずだし、日曜日に2台でポイントを獲得できると思う」「僕たちは本当にそれを必要としているし、コンストラクターズ選手権でトロ・ロッソとの差を少しでも広げたい。彼らもここは強いだろうし、僕たちにとって面白い週末になるだろう。ベルギーとイタリアを終えて、ここから全てのレースでポイント圏内にいられると思うし、僕たちはここで結果を出し始める必要がある」「理論的には今後もっと適したサーキットがあるけど、きとんとしたレースをしていく必要がある。去年は楽観主義でここにやってきたけど、僕たちは予選で12番手と15番手でレースでは2台揃ってリタイアだったので、思っているほど簡単ではない」レースではトップ5や表彰台は可能かと質問されたフェルナンド・アロンソは、上位3チームはマクラーレン・ホンダのはるか前にいるとの意見を繰り返した。「フェラーリ、メルセデス、レッドブルのパフォーマンスに対して今それはとても難しいと思う。僕たちはベストを尽くすつもりだし、マクラーレンにとってここがそのチャンスだと感じるのはちょっと楽観的すぎるかもしれない。ッ去年も僕たちは競争的ではなかったのを覚えているし、ここで僕たちは12番手だったけど、アブダビとオースティンでは予選で8番手だったし、今年これからシンガポールよりも適したサーキットはあると思う。でも、そうは言っても、今週末僕たちはかなり良いパフォーマンスを発揮できると思うし、ポイント獲得が目標だ」