フェルナンド・アロンソは、メルセデスのチームオーダー論争を軽視。結局はルイス・ハミルトンかニコ・ロズベルグがタイトルを獲得するのでまったく違いはないと述べた。フェルナンド・アロンソは、メルセデスがチームに自由にレースをさせることに決めたのはF1にとって良いことだと考えている。
「彼ら次第のことだと思うし、チーム内の状況を知っているのは彼らだけだ」とフェルナンド・アロンソはコメント。「外から見れば、彼らが何を望んだとしても、彼らに十分なアドバンテージがあるのは確かだ。たとえ、彼らが何をしたときてもチャンピオンシップを1位もしくは2位でフィニッシュするだろう」「彼らがレースをしている現在、彼らは自由にレースを継続すると読んだし、それはファンや誰にとっても良いことだろう。スポーツは競走が全てだからね。いつか彼らがそれを管理下に置く必要があったとしても、それも普通のことだ」「結局のところ、1人のチーム代表、1人のオーナー、1人の自動車会社の社長がいて、彼らは2台がグラベルにはまるところではなく、表彰台に上がるところを見たいん。外から見たら大きなことではない。内部の人にとっても、たぶんそれほど大きなことではないと思う。どうせ彼らがチャンピオンシップで1位と2位になるんだからね」自分も同じような状況だったのではないかと質問されたフェルナンド・アロンソは、抜きんでたクルマに乗ったことはないとジョークを交えて答えた。「全員より1秒速いクルマに乗っていたことなんてないと思うよ! なので、そのような状況にあったとは同意できない...」「チームメイトのことは余分に気になるものだし、ボスがいて、ガレージで待っているチームがいる。そこがもう少し考えなければならない部分だ。チャンピオンシップで接戦になるとそれを忘れてしまうこともある」「どんなドライバー、どんな競技にもあることだ。大袈裟なことだとは思わない。メディアにとっては大きなことなのはわかっている。チャンピオンシップは酷く退屈だし、彼らは毎戦勝っているからね。話ノネタにはいい」「でも、彼らにとっても、チャンピオンシップにとっても何もわからないと思う。オーストリア後も同じだろう」フェルナンド・アロンソは、問題は回避不能だと語る。「起こっていますことなんだ。彼らは2014年のスパでクラッシュしたし、それが延々と続いている。去年のオースティン、鈴鹿などいくつかのレースでね。今年はオーストリア、また10戦くらい後のオースティンで起きるかもしれないね。彼らはタイトルを連覇しているんだから何も変わらない。2人が近いのは当たり前のことだ」「彼らがレッドブルとバトルすることはない。30秒も差があるからね。フェラーリともバトルしない。1分離れているからだ。だからチームメイト同士でバトルしているんだよ。たまにはクラッシュするだろう。でも、50戦で3回なら普通のことだ」