10年連続でF1タイトル獲得のチャンスを逃すことが確定的なフェルナンド・アロンソだが、自分の人生には“満足している”と語る。かつて、3度目のF1タイトル獲得のためにはどんな犠牲もいとわないと語っていたフェルナンド・アロンソだが、フェラーリからマクラーレン・ホンダへ移籍して2年目を迎えた今季もF1タイトル獲得の望みはないのが事実だ。
それでもフェルナンド・アロンソは「僕はすごくハッピーだよ」と語った。「もちろんタイトル争いができる方が嬉しい。でも、僕はこのプロジェクトのことがわかっているし、みんなが勝利を目指して挑戦しようとしていることもわかっている」「何も文句は言えない。僕は夢見たこともなかったほど多くのものを持っている。アストゥリアスではサーキットのプロジェクトもあるし、122人の子供たちを集めてサマーキャンプをスタートさせたんだ。僕は健康だし、家族もいる。だから今は人生最良の時をのひとつだ」フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダがようやくトンネルの出口の明かりを見つけることができたと語る。「先週末にオーストリアでも言ったけど、僕たちは1年半前に新しいプロジェクトをスタートさせたばかりのメーカーだけど、パワーに関しては最高の進歩を遂げている」