フェルナンド・アロンソのライバルたちは、医学的な理由でアロンソがF1バーレーンGPを欠場することに驚いている。マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは「『ワオ!』と言ってしまったよ」と認める。フェルナンド・アロンソと同じスペイン出身のカルロス・サインツは「彼が100%ではないことは知っていたけど、レースをしないとは思っていなかった。誰にとっても驚きだったと思う」と述べた。
メルボルンでフェルナンド・アロンソの事故に巻き込まれたエステバン・グティエレスは「事故後に彼と一緒にいたし、彼の健康状態がすべてOKだったので嬉しかったよ」とコメント。「月曜日に彼が100%ではないと聞いていたけど、すぐに回復すると確信しているよ」しかし、昨年の冬季テストでのフェルナンド・アロンソの不可解な事故の際と同様に、今回も様々な憶測が広まっている。元F1ドクターのゲイリー・ハートスタインは「肋骨骨折にCTスキャンは必要ない」とTwitterで疑問を投げかけた。また、AS は、フェルナンド・アロンソの容態とメルボルンでのクラッシュとは無関係だとし、アロンソが胸の筋肉などに欠損のある『ポーランド症候群』に苦しんでいる可能性があると報じた。また、マクラーレンの公式ウェブサイトでまだフェルナンド・アロンソの公式グッズの販売が開始していないことを不思議がる声が上がっている。フェルナンド・アロンソは2週間後の中国GPまでに回復することを望んでいるが、マクラーレン・ホンダはそれまでリザーブドライバーのストフェル・バンドーンを代役として起用する。ストフェル・バンドーンは、木曜日にエリック・ブーリエから緊急招集がかかった際、スーパーフォーミュラの合同テストのために日本にいた。チームメイトのジェンソン・バトンは「飛行機で彼は少しは寝れればいいんだけどね!」と述べた。「でも、彼は経験豊富なドライバーだし、何度もここでレースをして、昨年はGP2で勝っている。それにシミュレーターでクルマのこともわかっているし、チームとの仕事のやり方もわかっている」マクラーレンでストフェル・バンドーンの前任者だったケビン・マグヌッセンも、ストフェル・バンドーンはすぐに適応できると考えている。「彼はすぐにジェンソンのレベルまでいけると思う」とケビン・マグヌッセンはコメント。「マクラーレンのシミュレーターは凄いし、僕も初レースでも十分に良かったので、彼にとって問題だとは思わない」「彼は明らかに準備ができているけど、1〜2レース後にまたクルマを降りなければならないとわかっているのはちょっと嫌かもね。このチャンスのなかで彼はできる限りのことをする必要がある」
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