フェルナンド・アロンソは、エンジンサプライヤーであるホンダを公に批判してきたことが2016年に向けて役に立ったと考えている。 今年、フェルナンド・アロンソとマクラーレンは、コンストラクターズ選手権で1980年以来となる最悪の結果に終わった厳しい1年を耐えた。シーズン中、フェルナンド・アロンソは、何度か声高にホンダのパワーユニットを批判している。
競争力のないエンジンのせいで自分が“アマチュアのようだ”と不平を漏らした他、ホンダのホームグラウンドである鈴鹿で“GP2エンジン”だと発言したこともあった。2016年にサバティカル休暇を取るとの噂も浮上したフェルナンド・アロンソだが、マクラーレンへの献身を繰り返し誓うと共に、ホンダは自身の正直なアプローチに感謝しているとの考えを述べた。 「放送されていない無線メッセージはたくさんあるし、とても厳しかったけど、インラップの多くで僕たちはチームに感謝してきた」とフェルナンド・アロンソは BBC にコメント。「彼らが3基のエンジン交換をしたこともあるし、僕たちは1ポイントを獲ったり、それが2ポイントだったり、ポイント間近ということもあった」「決して放送されてはいないけど、多くのポジティブなメッセージがあった。日本で彼らがあれを放送したとき、たぶん僕はそうなるかもしれないとわかっていた」ホンダは、冬の間にエネルギー回生システム(ERS)の問題を修正したいと望んでいるが、フェルナンド・アロンソは、自分のネガティブな言葉がチームのソリューション発見に役立ったと考えている。 「来年に僕たちが競争力を発揮するために必要なアクションはかなり極端だ。大きな問題にはビッグソリューションが必要だ。(無線メッセージは)そのソリューションに少し役立ったと思う」 2016年には改善しているはずだと前向きな姿勢を見せるフェルナンド・アロンソだが、どこまでコンペティティブになれるかは来年2月の最初の冬季テストが行われるまでわからないと述べた。関連:フェルナンド・アロンソ、レース中に怒りの無線 「GP2のエンジンかよ!」
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