アルファロメオF1チームは、F1バーレーンGPで2回のプラクティスに参加し、2023年最初の金曜日の競技活動を終えた。バルテリ・ボッタスと周冠宇がC43のステアリングを握り、チームは明日の予選に向けて新しいチャレンジャーのセットアップの微調整を行った。チャンピオンシップのトラック上での活動の初日は、アルファロメオF1チームにとって特別な記念日でもあった。月曜日には、1963年以来アルファロメオのレース部門であるオートデルタの60歳の誕生日を誇らしく祝うことになっている。
アルファロメオF1チームのC43は、アルファロメオのCentro Stileがデザインした特別な記念ロゴを週末を通して使用し、ヘイローの根元に気高いイタリアのスポーティさを表現している。バルテリ・ボッタス(カーナンバー77)アルファロメオF1チーム ステーク C43(シャシー03/フェラーリ)FP1: 9位 / 1:34.689 (20周)FP2: 12位 / 1:31.793 (28周)「堅実な一日を過ごしたし、特にFP2でのセットアップが良かったので、クルマには自信がある。クルマの挙動は予想通りだったので驚きはなかったし、あとは明日の予選に向けて微調整に集中するだけだ。ロングランでも安定した走りができたので、レースに向けて良いプラクティスができたと思う。予想通り、ミッドフィールドは極めて接近しているし、わずかな増減が、大きなポジションの差となる。トップ10に入るのは簡単ではないが、2台とも現実的な目標だ。予想するのは難しいが、明日はエキサイティングな1日になるだろう」周冠宇(カーナンバー24)アルファロメオF1チーム ステーク C43(シャシー04/フェラーリ)FP1: 8位 / 1:34.575 (18周)FP2: 10位 / 1:31.586 (27周)「今日は全体的にスムーズだった。両セッションに先立ち、自分たちに課したすべての課題をクリアすることができた。マシンのフィーリングも良く、すぐに快適に走ることができた。予想通り、ミッドフィールドでは皆がかなり接近している。一晩で、今日集めたデータをもとに宿題をこなし、1秒1秒を大切にしながら、少しでも上を目指していかなければならない。ペース的には問題ないと思うので、あとは細かいところを修正して、レースに臨むだけだ」