アルファロメオ・レーシングのタイトルスポンサーに就任したPKNオーレンの最高経営責任者ダニエル・オバテックは、2020年F1マシン『C39』が同社のカラーリングを纏うことになると語る。アルファロメオ・レーシングは、1月1日にポーランドの石油会社PKNオーレンが“共同タイトルスポンサー”に就任し、2020年のF1世界選手権を『アルファロメオ・レーシング・オーレン(Alfa Romeo Racing ORLEN)』として参戦することを発表している。
PKNオーレンは、ロバート・クビサを後援しており、契約の一部としてクビサは2020年にアルファロメオ・レーシングのリザーブドライバーを務める。「以前はタイトルスポンサーではなかったが、今後はそうなる」とダニエル・オバテックは TVP Sport に語った。「マシンは赤と白になり、オーレンがより認識されやすくなる。これはポーランドにとって良いことだ」とは言え、2019年のアルファロメオ・レーシングのF1マシンも赤と白を基調としており、それほど大きな変化にはならないかもしれない。また、ロバート・クビサについてダニエル・オバテックは「ロバートはこれらの交渉に関与しており、契約は彼の承認を得て行われた」と語る。「これは彼が合意した提案だが、2020年に実装したい他のアイデアもある。これが最後の発表ではない」このコメントは、ロバート・クビサの金曜フリー走行に言及したものと思われるが、ダニエル・オバテックはいつか独自のF1チームを所有する可能性も示唆している。「我々の夢の中にはあらゆるものがある」とダニエル・オバテックはコメント。「それは経済的な成功にかかっているが、そのようなプロジェクトに着手する時が来る可能性がある」ダニエル・オバテックは、PKNオーレンは2020年にむけて“3チーム”と交渉していたことを認める。他の2チームはレーシングポイントとハースだったと報じられている。「交渉は、我々が重要な企業であることを示していた。関心は高かったが、アルファの提案が我々にとって最も最適なものだった」「ビジネスの特性上、あまり多くのことを明らかにすることはできないが、合意により、ロバートの後継者を見つけられるようにポーランドのドライバーがアルファのアカデミーで訓練を受ける機会がある」
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