アルファロメオ・レーシングのF1チーム代表を務めるフレデリック・バスールは、チームがより大きな名前をもったスタードライバーを惹きつけるという夢は抱いていないと語る。アルファロメオ・レーシングは、2020年にフェラーリの契約ドライバーであるアントニオ・ジョビナッツィとともに、2007年のF1ワールドチャンピオンであるキミ・ライコネンという布陣を継続する。
キミ・ライコネンというビッグネームを抱えるアルファロメオ・レーシングだが、フレデリック・バスールは、チームにスタードライバーを起用するという夢を見ることは意味のないことだと語る。「そうすることで何か良いことはあるだろうか?」とフレデリック・バスールは Blick にコメント。「我々との3レース後に、不満を抱いて辞めてしまうかもしれないようなドライバーなど望まない」「2020年は6位または7位になるという目標を達成するために一緒にうまくやってくれる2人のドライバーが必要だ」そして、フレデリック・バスールは、現時点でそのようなドライバーは、キミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィの2人だと語る。「アントニオは夏休み後に改善したし、キミは彼が望む限りドライブするだろう」とフレデリック・バスールは語る。キミ・ライコネンは、2019年にアントニオ・ジョビナッツィの14ポイトに対して43ポイントを獲得したが、フレデリック・ポイントスコアについてあまり心配していないと主張する。「重要なのはポイントではない。最終的に重要なのは選手権の順位だけだ」だが、フレデリック・バスールは、2021年から始まる新時代にむけて、2020年はどのチームにどのドライバーが移籍するについての憶測が高まるシーズンになることは間違いないだろうと認める。「おそらく多くの噂があるだろう。だが、私はそれについてコメントしたくはない」