アレクサンダー・アルボンは、2025年F1カナダGP初日にウィリアムズ・レーシングが見せたパフォーマンスを「とてもポジティブ」と評し、マシンには強力なベースがあると自信を見せた。前戦スペインGPでは苦戦を強いられたウィリアムズだが、初日のモントリオールではFP1でアルボンが2番手、チームメイトのカルロス・サインツJr.が3番手と、上位に食い込む力強い滑り出しを見せた。
「すごくポジティブな一日だったと思う。FP1では他のチームとは異なるプログラムを走っていたから、ちょっと見かけより良く見えたかもしれないけどね」とアルボンは初日を振り返った。「FP2も感触は良かった。ブレーキには少し苦戦して、信頼感やリズムを失ってしまったけど、ここではそれがとても重要なんだ。でもマシンのベースはしっかりしているし、いいパッケージがあると思っている。明日の目標はQ3進出だよ」とはいえ課題がないわけではなく、まだ最適な状態には至っていないとも明かす。「正直なところ、マシンはまだ完璧とは言えない。改良の余地はあるし、もっと引き出せるはず。良い部分もあるけど、バランスが難しくて、どこまで変えるか見極めが必要だ。もし大きなポイントを狙いたいなら、さらにマシンを速くする必要があるね」
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