ウィリアムズF1のアレクサンダー・アルボンは、2022年F1第10戦イギリスグランプリの予選を16番手で終えた。今週末、ウィリアムズF1はアレクサンダー・アルボンの車にレッドブル型のサイドポッド形状を備えた大幅アップグレードパッケージを投入。チームメイトのニコラス・ラティフィは旧仕様を走らせている。
噂では1秒アップを果たすとされているアップグレードパッケージだが、今週末はまだその威力を発揮できていない。それどころか、皮肉なことに、ニコラス・ラティフィがQ3に初進出したのに対し、アレクサンダー・アルボンはQ1で敗退。タイヤにグリップがない状態でクールダウンラップを挟むという判断に疑問を呈した。「今日は雨は降っていたけど、実際にはコンディションは問題なかったし、車のフィーリングは良かったけど、2セット目のタイヤのグリップが弱かった」とアレクサンダー・アルボンはコメント。「 新しいアップデートによって運転は少し違っているけど、フリープラクティス3では、車をかなり快適に感じていた。Q1の雨の中でもOKだと感じていた」「Q1の終わりに、クールダウンラップをすることを選択したけど、タイヤの温度が下がりすぎた。 トラックは乾き始めていたし、誰もが速くなり始めていたけど、僕は十分なグリップを見つけることができていなかった。難しい判断ではあったけど、後から考えると、クールダウンラップはベストな選択ではなかったと思う。でも、明日何ができるかを見ていくつもりだ。僕たちは良い車を持っているし、戻ってそこを分析する必要がある」
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