ウィリアムズF1のアレクサンダー・アルボンは、2022年のF1世界選手権を戦うヘルメットのデザインを披露した。2021年にレッドブルのレギュラードライバーを外されたアレクサンダー・アルボンは、1年間のテスト兼リザーブドライバーを経て、今年、ウィリアムズからF1復帰を果たす。
先週、ウィリアムズF1の2022年F1マシン『FW44』のシェイクダウンを行ったアレクサンダー・アルボンは、2022年を戦うヘルメットのデザインを披露。額とサイドにはレッドブルのブランディングが施された。だが、通常のレッドブルのブランディングである赤とイエローのロゴではなく、ネイビーのヘルメットには白でロゴが入れられている。これは、レッドブル本社ではなく、レッドブルのタイ部門がアレクサンダー・アルボンをパーソナルスポンサーとして支援する形をとっていることが関係している。アルボンは、レッドブルとの契約を解消してウィリアムズに完全移籍している。実際、レッドブルとしてウィリアムズを支援することはなく、先に発表されたFW44やレーシングスツ、チームウエアにはレッドブルのロゴは入っていない。ウィリアムズF1のチーム代表を務めるヨースト・カピートは「私が言える唯一のことは、彼はレッドブルと契約のない公式のウィリアムズドライバーになるということだ」と契約発表時に語っていた。「彼はキャリアを通じて彼のパーソナルスポンサーであるレッドブルのタイ部門と契約を結んでいる。彼にはパーソナルスポンサーを持つ権利がある」