レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンは、RB16の基本性能は優れており、スピードもあるが、前年モデルに比べて習得に時間がかかっていると認める。今年、メルセデスと互角に戦うことを目標に掲げてシーズンをスタートしたレッドブル・ホンダF1だったが、開幕3戦の結果をみれば、その目標は果たせていない。
レッドブル・ホンダの2020年F1マシン『RB16』のバランスに両ドライバーは手を焼いており、予選とレースでメルセデスを0.5秒以内に捕らえることができていない。「マシンの感触はいい。これから僕たちはマシンからスピードを引き出す必要がある」とアレクサンダー・アルボンは GQ Magagine に語った。「今、重要なことは、メルセデスを捕らえることだ。メルセデスは今年も非常に強力だ」ルイス・ハミルトン(63ポイント)とバルテリ・ボッタス(58ポイント)がランキングで1位と2位を占め、アレクサンダー・アルボンは22ポイントで5位となっている。アレクサンダー・アルボンは、まだRB16をしっかり習得することができていないと認める。「マシンの車とは感覚が違う。今のところ、マックスと僕はマシンに慣れるのにより時間がかかっている。シーズン前に練習する時間はあまりなかった。バルセロナでの冬季テスト以来、状況は変わっているし、僕たちはまだ微調整しているところだ」