レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンは、2020年のF1世界選手権 第3戦 F1ハンガリーGPで5位入賞を果たした。13番手からのスタートしたアレクサンダー・アルボンは、序盤のピットストップを終えて9番手までポジションを上げる。さらに、11周目にはセバスチャン・ベッテル、18周目にはシャルル・ルクレールと、2台のフェラーリをオーバーテイクして7番手まで浮上する。
34周目に再度ピットインしてハードタイヤに交換。ベッテルの後方でコースへ戻ったため、再度の追い上げへ。5周のバトルを経て、ターン2でオーバーテイクに成功すると2戦連続のポイント獲得となる5位でフィニッシュした。「今日はいいレースだったし、バトルを大いに楽しんだ」とアレクサンダー・アルボンはコメント。「昨日、もし5位になれると聞かされたら、飛び上がっていたと思う。13番手スタートという状況は楽ではなかったが、スタートがよく、いいペースで進んでいけた。このサーキットでのオーバーテイクは簡単ではなく、思いきって仕掛けていかなければならなかった。そのためには限界まで攻めざるを得ないけど、今日はうまくいってバトルを楽しめたし、面白いショーが見せられたと思う」「僕たちはトップを目指して戦っているし、今日はブレーキの感触もよかったので、こうしたオーバーテイクを決められてよかった。ただ、フェラーリ勢がトラフィックになり、そこでタイムをロスしたので、もっと上位に迫れたはずだ」「今日のマシンは本当によくて、前が空いているときの僕たちは速くて、かなりの競争力があったと思う。昨日まで苦戦しただけに、今日の結果には満足しているし、チームにとっても貴重なポイントを獲得できたことに感謝しなければならない。予選よりもレースペースのほうがよかったことはちょっとしたサプライズだけど、それがなぜかをきちんと理解する必要がある。ただ、マシンがうまく機能したということは、ポジティブだ」関連:F1ハンガリーGP 決勝:ハミルトン優勝、フェルスタッペンが2位表彰台