レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1イタリアGPで“クレイジーなことをしようとしていたわけではなかった”と述べ、レース中のタイムペナルティは“ちょっと厳しすぎ”だったと感じている。スタートでポジションを失ったアレクサンダー・アルボンは、その後、カルロス・サインツと6位争いを演じていた際にレスモでコース外を押し出された。
そこでアレクサンダー・アルボンは9番手までポジションを下げたが、合流した際にケビン・マグヌッセンに対してコース外からアドバンテージを得たとして5秒加算ペナルティを科せれられた。ピットストップでペナルティを消化したアレクサンダー・アルボンは、最終的にニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)から1.150秒差の6位でフィニッシュしている。「ちょっと厳しすぎだと思う」とアレクサンダー・アルボンはコメント。「僕はまっすぐ走っていたし、その時点で前にいた。彼は再び仕掛けてきたし、それは彼にとって十分に公平なことだけど、もし僕がターンインしていたらクラッシュしていただろうし、直進しなければならなかった」「僕としては、彼が動いたと言うことができる。でも、急降下爆撃と呼ぶつもりはない。でも、僕にスペースを残してくれなかったし、直進しなければならなかった」「彼はかなり深く入っていたので、ダニール(クビアト)にも抜かれていたし、2つもポジションを戻さなくていいと思ったので、とにかく進み続けた」「なぜ彼らが私にペナルティを与えたのか理解している。ただ、僕はどこにも行き場所がないと考えていた」「ちょっと厄介なレースだった。でも、彼の動きが正当化されたと感じた。僕は狂ったことをしようとしていなかった」「僕たちは6位でフィニッシュしま。もちろん、あのタイムペナルティがなければ5位だっただろう。でも、全体的に、実際にはスパよりも自分のペースに満足していた」夏休み中にピエール・ガスリーと交代でレッドブル・ホンダに昇格したアレクサンダー・アルボンは、モンツァはチームとの2レース目だった。「クルマをもう少しよく把握できてきたいる。レースではもう少し快適になったと感じたけど、それでもレースでは何らかのことを試しているし、スイッチなどにクルマがどのような挙動をするかを確認しているところだ」「まだ僕にとってはまったく新しいものだけど、スパよりもフィーリングは良くなっているし、ペースも良くなったと感じている。良い方向に進んでいるよ」