レッドブル・ホンダのドライバーとなったアレクサンダー・アルボンは、自身に代わってトロロッソに降格することになったピエール・ガスリーの状況はあまり気にしていなかったと述べ、とにかく自分の仕事に集中していくだけだと主張した。今年、トロロッソ・ホンダでF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、わずか12戦のF1経験でトップチームであるレッドブル・ホンダのドライバーに大抜擢され、生存競争の激しいレッドブルのプログラムの厳しさを肌で感じている。
新たなチームメイトとなるのはレッドブルが将来のF1ワールドチャンピオンとして期待を寄せるマックス・フェルスタッペン。ピエール・ガスリーがフェルスタッペンに対して陥った状況に遭遇することを恐れていないかと質問されたアレクサンダー・アルボンは「シーズン途中に新しいチームでスタートすることがどのような感じなのかあまりわからない」とコメント。「今週末は最初の感覚をつかむために何度かシミュレーターに乗った。もちろん、クルマは異なるけど、最終的に4つのホイールがついているのは変わらないし、慣れていくだろう」「準備ができていないという全体的な感覚でいえば、クルマを運転したことがなかった2月に今よりもこのような状況を感じていたと言える。『どうなっていくのだろう?』という不安やストレスはすでに1月に経験している。夏休みに入って、それについてだいぶリラックすることができた。また、どうなるか見てみよう」「ピエールの状況についてはあまり気にしていなかった。とにかく自分のことだけに集中していたからね。もちろん、今のマックスは絶好調だし、決して簡単な仕事ではないだろう。でも、ピエールに関しては、僕はその全てにあまり関与していたわけではないし、彼が苦労していた場所をあまり見ていなかった。自分のことをやろうとしているだけだし、クルマで攻略したいと思っている」「チャンスだと思っている。自分自身に疑いはない。まったくね。できる限りの自信をもってクルマに乗らなければならない。自分のことはわかっているし、F1カーに乗って6か月しか経っていないので、改善する余地は間違いなくある。メルボルンと今の自分を見れば、ドライバーとして間違いなく改善している。このような進歩は続いていくだけだと思う」「それでもとても興奮しているし、スタートするのが待ち切れない」
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