トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンが、2019年のF1世界選手権 第12戦 ハンガリーGPへの意気込みを語った。前戦F1ドイツGPでは、F1キャリアベストとなる6位入賞を果たしたアレクサンダー・アルボン。ハンガロリンクはオーバーテイクが難しいサーキットであり、予選でいい結果を出すことが最初の目標だと語る。
「ハンガロリンクはとても難しいサーキットで、本当の『ドライバーズサーキット』と言える。クラシックなレイアウトで、フィジカルにも厳しいし、ゆっくり息を吸うことができるストレートもない」とアレクサンダー・アルボンはコメント。「僕自身のここでのレースを振り返ると、ポジティブとネガティブの両面があるけど、ハイライトは2016年のGP3のスプリントレースと、昨年のF2のスプリントレースでの勝利だったと思う」「ここではオーバーテイクが難しいので、集団の中でレースを展開するのは非常にストレスがたまる。だから、予選でいい結果を出すことを第一に考えなければならない。まずは土曜にいい結果を残すことが最初の目標になる」「トロロッソはこのサーキットを伝統的に得意としてきており、それはポジティブなことだし、今年もいい成績を残したい。チームとして素晴らしい結果を残したドイツGPのあと、僕自身、少しでも早くまたレースをしたい気分だ。ドイツでは僕のキャリアでベストとなる6位を獲得できたことはとても嬉しかったけど、もっと上に行くチャンスがあったはずだとも感じていた」「ブダペストは本当に美しい街で、幸いにも観光に1日を費やすことができた。ファンも情熱的だし、本当に熱い声援を送ってくれる。このレースの後、サマーブレイクになるけど、いまはそれを待ち遠しく感じている。僕にとっては初めてのF1でのシーズン前半を振り返りつつ、後半への準備を整える時間になる。ここまでは止まらない波に乗っているような感覚でシーズンを戦ってきたので、少し息をつくことができればと思っている」