トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1中国GPの決勝レースで10位入賞を果たした。フリー走行3回目にクラッシュを喫したアレクサンダー・アルボンは、予選に参加できず、モノコック交換によってピットレーンからソフトタイヤでレースをスタート。見事なオーバーテイクを見せてトップ10圏内まで順位を上げる。
多くのドライバーが2ストップ戦略を採用するなか、1ストップ戦略を実行したアレクサンダー・アルボンは、終了間際にロマン・グロージャンから猛追を受けたが、なんとかしのぎ切って10位でチェッカー。2戦連続でポイント獲得を果たした。「まず最初に、昨日のチームのハードワークに心から感謝したい。FP3の後は少し暗然となったけど、昨夜、スタッフはシャシーを交換するためにとても懸命に作業をしてくれた。彼らは良いレースに相応しかったし、彼らの努力に報いるためにポイントをもたらすことができて嬉しい」とアレクサンダー・アルボンはコメント。「僕たちには週末を通してペースがあったし、Q3に挑戦できると自信を持っていた。でも、残念ながらリペアによってそのチャンスを得ることができなかった」「当初は2ストップ戦略を計画していたけど、デグラデーションが多くの人々が予想するよりも高く、難しいレースだった。僕たちがタイヤに優れていることはFP2からわかっていたので、ハードコンパウンドで生き残るという戦略で行くことに決めた」「最後はグロージャンがほぼ僕を捕えていたのでちょっとナーバスだったけど、それをやってのけることができて本当に嬉しく思っている!」関連:F1中国GP 結果:ルイス・ハミルトンが1000回目の記念レースを制す
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