トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1バルセロナテスト最終日にホンダのF1エンジンを搭載するSTR14で136周を走行。4日間のテストの総合2番手タイムとなる1分17秒637をマークした。2日目のF1公式テストデビュー時にはスピンを喫するなどトリッキーなスタートとなったアレクサンダー・アルボンだが、最終日はパフォーマンスの片鱗を垣間見せた。
午前中にピレリの最も軟らかいC5コンパウンドで最速タイムをマーク。最終的にはニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)に上回れたものの、前日にチームメイトのダニール・クビアトが記録した最速タイムを0.067秒上回り、4日間のテストの総合2番手タイムとなる1分17秒637をマークした。「一昨日と今日の2日間で、初めてのF1テストを楽しむことができた。午前中にトップタイムを出すことができたけど、まだテストで、ほかのチームのことは分からない。それでも今後に向けたいいサインだと思う」とアレクサンダー・アルボンは記録。「初日はスタート直後にスピンを喫するなどトリッキーなスタートになったが、チームのお陰でいい雰囲気の中でプログラムをこなせた。ファクトリーで分析を行うエンジニアにとって重要となるマイレージの目標を達成できたし、予定通りに進んでいるけど、マシンにはついては理解を進めているところだ」「グリップが強くて慣れるのに時間がかかりったけど急速に学ぶことはできていると思う。まだ完全にリズムを掴みきってはいないけど、来週のテストを終えればレースの準備が整うと考えている」関連:F1バルセロナテスト 最終日 結果:ニコ・ヒュルケンベルグが最速タイム