F1アブダビGPの記者会見の司会者を務めたトム・クラークソンが、カメラが捕え損ねたタイトル決戦前のマックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンのリラックスした瞬間について語った。タイトル候補の2人は、ヤス・マリーナ・サーキットでの最終決戦を前にした木曜日に記者会見に出席。週末に向けて緊張はあったが、質問までの間に二人はリラックスしていたとトム・クラークソンは振り返る。
「週末に面白い瞬間があった。木曜日にマックスとルイスが揃う前に、“わざとらしい握手ショットを撮るか”について大きな議論があった」とトム・クラークソンはF1 Nationのポッドキャストで語った。「あなた(F1 Nationの共同ホストであるデイモン・ヒル)と(ミハエル)シューマッハは何度かやったとね? それで『すべての新聞が望むものなので、わざとらしい握手ショットを撮らなければならないのか?』と議論になった」「マックスは早く到着して、座っておしゃべりをしていた。約3分後、ルイスが入って来て、まっすぐ歩いてきて、彼をこぶしでぶつけて『調子はどうだい?』と言葉をかわし、少しおしゃべりをしていた」「私は『素晴らしい。それがショットだ。もうあのわざとらしい握手について心配する必要はない』と思った」「そこにはNetflixのカメラがいた。記者会見室に2台のカメラがあった。カメラマンもいた」その瞬間は『Drive to Survive』や週末に先駆けて公開する完璧な瞬間だったはずだ。記者会見を行った後、F1リポーターは、二人の映像を見たいと申し出たが、その点で物事は完全には計画通りに進まなかった。「記者会見が行われ、彼らは良い話をしてくれた」とトム・クラークソンは述べた。「そして最後に、私はNetflixのスタッフに『いい感じのフィストバンプを撮れたに違いない』と言った。すると彼は『取り逃した』と言った」「だから、私とそこにいた人々、部屋にいた他の約3人を除いて、誰もこのフィストバンプについては知らないんだ!」