角田裕毅(レッドブル・レーシング)は、フロア変更を強いられる厳しい状況下でもQ3進出を果たし、最終予選でマックス・フェルスタッペンをトウで援護する走りを見せた。今季最後の予選でチームプレーを貫いた角田裕毅。直前に旧スペックのフロアへ戻すという不利を抱えながらも、渾身のアタックで7戦ぶりのトップ10入りを果たし、フェルスタッペンのタイトル争いを支える役割を全うした。
週末序盤から流れが悪い中で巻き返しに成功し、角田裕毅は「誇りに思う」と語った。Q: 週末のスタートを考えると、Q3に進出して巻き返しました。どれだけ満足していますか?最後のプッシュでトラックリミットを超えていたかどうかはすごく気になりますけど、特にアントネッリのクラッシュがあった中で、彼(マックス)を助けられたことはうれしいです。予選直前に旧フロアへ戻さないといけなくなって、正直あまり理想的ではなかったですし、かなり妥協しながらの走行になりました。それでもQ3に行けて、マックスを助けることができたので誇りに思います。」Q: 最終週末で、マックスを助けてチームゲームをすることは特に重要でしたか?はい、すごくうれしいです。あのフロアの状況だったので、もちろんベストを尽くそうとはしましたけど、Q3に行くのはすごく難しいか、少なくともかなりタイトになると分かっていました。それでも突破できて、彼を助けられました。なので、この後のレースでもできるだけ助けたいと思っています。そうなると、たぶん僕の戦略はそこまでシンプルではないかもしれないですけど、どうなるか見てみましょう。