レッドブル・レーシングのチーム代表ローラン・メキースは、2025年F1アメリカGPを「ここ最近で最も強力な週末」と評し、マックス・フェルスタッペンと角田裕毅の両ドライバーの成果を称賛した。フェルスタッペンはスプリントと決勝の両方で優勝し、角田裕毅もスプリントと決勝で連続入賞を果たすなど、チームとして完全な週末を過ごした。オースティン特有の高温コンディションの中で、レッドブルは週末を通して速さと安定性を発揮。
フェルスタッペンがタイトル争いへの勢いを取り戻し、角田裕毅が確実にポイントを重ねたことにより、チーム全体が再び強力な形でシーズン終盤へ向けた手応えを掴んだ。「間違いなく、ここ最近で最も強力な週末だった」とメキースはコメント。「灼熱のコンディションの中、これまでこのサーキットでは苦戦してきたが、マックスはすべてのセッションでライバルとの差を広げ続けた。金曜日の時点では非常に接戦だったが、スプリントでポールを獲得し、そして今日に至るまでに大きく改善された」「改めて、現場のスタッフ、そしてファクトリーのスタッフ全員に感謝したい。すべてを限界までプッシュするというリスクを取りながら取り組んでおり、それは楽なことではないが、彼らの仕事ぶりは信じられないほどで、その努力が結果として実を結んでいる。彼らはマシンから多くのポテンシャルを引き出した」「我々は決して何も当たり前とは考えていないが、週末が進むにつれてさらに多くのパフォーマンスを見いだすことができた」フェルスタッペンの走りについて、「マックスは驚くべきレベルで走っており、常に基準を引き上げている。今後もこのアプローチを続け、まずはメキシコで可能な限り最高のクルマをトラックに送り出すことから始める」とメキースはコメント。角田裕毅の走りについても、「裕毅も非常に強力な週末を過ごした。特に今日のレースでは6つポジションを上げ、昨日のスプリントで獲得したポイントに加えて貴重なポイントを持ち帰ってくれた」と評価した。最後にメキースは「パートナーのモービルおよびモービル1とともに75勝目を達成できたことを誇りに思う。強固で成功に満ちたパートナーシップを今後も積み重ねていきたい」と締めくくった。角田裕毅はスプリントで7位、決勝でも7位と今週末は8ポイントを獲得。チームメイトのマックス・フェルスタッペンがスプリント・決勝ともに優勝して33ポイントを獲得。レッドブル・レーシングとして41ポイントを追加し、コンストラクターズ2位のメルセデルに10ポイント差、3位のフェラーリには3ポイント差まで迫った。
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