レッドブル・レーシングの角田裕毅は、東京ゲームショウで開催された『Apex Legends』イベントに参加した。数年ぶりのプレイとなった彼は、自身の出来を「かなりひどかった」と認めつつも、プロゲーマーたちと同じ舞台に立てたことを楽しんだと語った。F1シンガポールGPを前にメディアに語った角田裕毅は、結果は振るわなかったものの、憧れの配信者たちと一緒にプレイできたこと自体が貴重な体験だったと明かしている。
バトルロイヤル形式の人気ゲーム『Apex Legends』は世界的に熱狂的なファンを抱えており、角田自身もそのコミュニティに親しんできた。「かなりひどかったです」と角田裕毅は率直に話した。「3年か4年前、ミルトンキーンズで普段たくさんゲームをやっていた頃はよくプレイしていたんです。でも最近、レッドブルから『東京でゲームイベントがあるから来てほしい』ってオファーをいただいて、正直『3年前にやめたゲームなので腕はひどいと思いますよ』って答えたんです」予想通りの展開となり、国内トップレベルの配信者やプロプレイヤーたちに圧倒されたという。「想像はしていましたけど、本当にプロの配信者やプロの方たちにやられてしまいました。でもすごくいい経験でした。以前はよく配信やYouTubeを観ていましたし、その配信者の方たちが目の前にいたので、本当にクールな体験でした。ただ、残念ながら自分は大したことはできませんでした」さらに「日本の“オタク”コミュニティの一員か?」と問われた際には、アニメ文化などには触れず、自身の体験だけに話を絞った。「プロの方と対戦するのは初めてで、レベルの差は明らかでした」と配信中に振り返った角田裕毅。「あとグラップルの操作、ひどく見えたと思いますよね?さっき試した時に実はコントローラーが壊れていたんです。本当に。ジャンプボタンが押せなかったんです。もし新しいコントローラーを持ってきてもらえたら、もっといい戦いができたと思います」と冗談交じりに語った。