2025年F1イギリスGPで、角田裕毅とレッドブルが見事なピット作業を披露し、全チーム中最速タイムとなる2.06秒のタイヤ交換を達成した。この記録は、11周目にインターミディエイトタイヤへ交換した際のもので、雨に見舞われた難しいコンディションのなかでのパーフェクトな作業だった。ピットレーンでの速さは、その後の展開を大きく左右する場面でもあり、25ポイントが与えられるピットストップ・アワードでも角田裕毅とレッドブルが首位となった。
2番手にはメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリが2.21秒(9周目)で続き、3番手には角田のチームメイト、マックス・フェルスタッペンが2.23秒(同じく11周目)を記録した。4位にはアルピーヌのピエール・ガスリーが41周目に2.23秒を記録し、戦略面での強さを見せた。トップ10の主なドライバーとタイムは以下の通り:■1位:角田裕毅(レッドブル)2.06秒(11周目)■2位:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)2.21秒(9周目)■3位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)2.23秒(11周目)■4位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)2.23秒(41周目)■5位:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)2.24秒(2周目)■6位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)2.35秒(38周目)■7位:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)2.38秒(11周目)■8位:ランド・ノリス(マクラーレン)2.39秒(44周目)■9位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)2.41秒(11周目)■10位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)2.44秒(10周目)角田裕毅はレース自体では15位と苦戦したが、ピットストップにおけるチームの迅速さは際立っており、混乱の多かった雨のシルバーストンにおいて、クルーの技術力を証明する結果となった。
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