角田裕毅は、F1サウジアラビアGPでのピエール・ガスリーとの接触は「レーシングインシデント」だったと結論付けた。8番グリッドスタートの角田裕毅(レッドブル)は、オープニングラップで9番グリッドスタートのピエール・ガスリー(アルピーヌ)にターン5でアウト側から当てられてスピン。後ろ向きでウォールに接触した。
ピエール・ガスリーはその場でリタイアとなり、角田裕毅はピットに戻ったが、その場でマシンを調査したチームの判断でリタイアをなった。「今日のレースの序盤で、このようなレーシングインシデントに巻き込まれてしまったことは本当に残念です」と角田裕毅はコメント。「インシデント前は完全にコントロールしていました。僕のすぐ前にはカルロスもいて、このトラックで最もタイトなコーナーで起こったため、避ける余地はまったくありませんでした」「インシデントを避けるためにできる限りのことはしましたが、残念ながらリアウィングが損傷し、レースを安全に続けることができませんでした」「誰と衝突するのも辛いですが、特にピエールとは友人なので、とても残念です。結局のところ、私たちはポイントと成功のために戦っているのですから、どちらにとっても理想的な結果ではありませんでした」「僕の目標は、毎週末、できるだけ多くの成果を上げることです。僕にとって、すべてのラップは、何かを学び、マシンをより深く理解するために非常に重要です。レースの早い段階でこのような事故が起こったことは、本当に残念です」「今週末のポジティブな点は、Q3 に再び進出できたことで、進歩があったと感じていることです。また、自信もどんどん高まっていると感じています。次はマイアミの前に RB19 のテストがあり、チームと再び走れることを楽しみにしています。より良い結果を残し、ポイントを獲得できることを願っています」また、レース直後の談話では「トリッキーでした」と角田裕毅はレース後にコメント。「レーシングインシデントだと思いますが、スペースがなくて何もできませんでした。外に逃げても別のクラッシュの危険があったと思います」「せめてレースを経験したかったです。今は1周1周がすごく大切なので、せめてレースラップを経験したかったです」