角田裕毅も関連するレッドブル・レーシング/レーシングブルズのドライバー編成について沈黙が貫かれている。2024年シーズンを締めくくるアブダビGPのチェッカーフラッグが振られてから丸1週間が経過した。レッドブル・レーシング/レーシングブルズの来季に向けた動きに注目が集まっている。
現時点では、レッドブル・レーシングは来季マックス・フェルスタッペンのチームメイトとなるドライバーを発表していない。 月曜日の会議で決定していたにもかかわらず、なぜ正式発表にこれほど時間がかかっているのだろうか? GPblogsが解説した。セルジオ・ペレスが2025年もレッドブルで走ることは、F1パドックの誰もが想定していない。メキシコ人ドライバーは、アブダビグランプリの翌日にクリスチャン・ホーナーとヘルムート・マルコから、チームに彼の居場所はなくなったと告げられたと報じられているが、外部に対してはまだ何も発表されていない(現時点では)。これは、レッドブルとペレスがまず、契約解除の条件について合意する必要があることと関係しているに違いない。結局のところ、すべてはお金の問題である。レッドブルはメキシコ人ドライバーにできるだけ支払いたくないと考えているが、ペレスは最大限の支払いを求めている。ペレスは、推定で年間1400万ドル(約21億円)とされる給与の全額だけでなく、レッドブルでF1を走らないことでスポンサーからの収入が失われることに対する補償も求めている。実実際、メキシコには、ペレスがF1に出場していることを理由に多額の給料を払っている団体がいくつかある。それがなくなったら、彼らはペレスにまったく給料を払いたくない、あるいは払う金額を減らそうとするだろう。ペレスは自身のイメージを守るためにレッドブルと戦わなければならないその金額は数千万ドルに上る可能性が高い。 ペレスにとって、特にメキシコでの地位を考慮すると、交渉で最大限の利益を得ることが重要である。 ペレスがレッドブルでの地位を失っただけでなく、わずかな報酬で職務から解放されたことが明らかになれば、プライドの高いメキシコ人たちの間でペレスのイメージは台無しになるだろう。その結果、ペレスの離脱と関連しているため、レッドブル・レーシングのジュニアチームであるレーシング・ブルズのドライバーについても、誰がレースを走るのかは依然として不明である。セルジオ・ペレスの後任候補としては、依然としてリアム・ローソンが最有力であるが、ホンダは自社の後援する角田裕毅をフェルスタッペンのチームメイトに据えるよう推している。アイザック・ハジャーは間違いなくフォーミュラ2を去り、角田裕毅やローソンが移籍する場合は、F1に昇格する最有力候補となるだろう。
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