ビザ・キャッシュアップRBのチーム代表を務めるローラン・メキースが、角田裕毅が9位入賞を果たした2024年F1 ラスベガスGPの決勝レースを振り返った。7番グリッドからスタートした角田裕毅は、後方からスタートしたオスカー・ピアストリ(マクラーレン)とルイス・ハミルトン(メルセデス)に先行を許したものの、終盤にライバルであるハースのニコ・ヒュルケンベルグを抑えていた。
しかし、残り5周でヒュルケンベルグに抜かれて順位を落とし、9位でフィニッシュ。ライバルのハースはコンストラクターズ選手権で6位に浮上した。「まず、マックス・フェルスタッペンとオラクル・レッドブル・レーシングのチームの皆さんに、ドライバーズチャンピオンシップでまたも素晴らしい成績を収めたことをお祝い申し上げます」とローラン・メキースは、2024年のF1ワールドチャンピオンを獲得した姉妹チームのレッドブル・レーシングとマックス・フェルスタッペンを祝福した。全体として、チームとドライバーはここラスベガスでも素晴らしい週末を過ごした」「予選で7番手と堅実なスタートを切った後、裕毅は素晴らしいオーバーテイクを披露し、レース中ずっとライバルたちとバトルを繰り広げる忙しいレースとなった」「もちろん、残り5周で順位を落としてしまったのは悔しいが、全体的には良いレースペースを見せ、2ポイントを獲得した」角田裕毅のチームメイトであるリアム・ローソンは、マシンのセットアップがしっくりこないままレースを迎え、チェッカーを受けたマシンのなかで最下位となる16位でレースを終えた。「リアムにとっては、より厳しい週末となった。彼のマシンは、このコースでは運転が非常に難しく、我々もまだ完全に理解できていない。彼はレースのいくつかの段階で良いペースを見せたが、予選で後方からのスタートとなったため、トラフィックに巻き込まれる時間が長かった」「コンストラクターズ選手権の争いは非常に僅差であり、数日後に迫ったカタールでのレースを皮切りに、シーズン最後の2ラウンドではさらに激しさを増すだろう」「最後に、ベガスでの非常に特別なグランプリウィークを成功に導いたプロモーターに感謝したい。コース上でもコース外でも素晴らしい雰囲気に包まれたこのイベントは、F1の新しいスタイルを象徴するものだった」