角田裕毅が、2024年F1 アゼルンバイジャンGPに向けての展望を語った。前戦モンツァでRBは角田裕毅のマシンにのみアップグレードを投入したが、効果を発揮したとはいえず、予選ではQ1敗退16番手、決勝ではニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)との接触が原因で7周目にリタイアを喫した。
アゼルンバイジャングランプリの舞台となるバクー・シティ・サーキットは高速のストリートコースであり、角田裕毅は過去の経験からRBのマシンに適していると考えている。「バクーのストリートトラックは、最後の右コーナーからターン1までの長い高速区間と、旧市街を抜けるタイトな区間が混在する珍しいコースで気に入っています」と角田裕毅はコメント。「過去には僕たちのマシンに合っていて、2度ポイント圏内でフィニッシュしています」「ウォールが近いので正確さが要求されるけど、今年はウォールの一部が後ろに移動し、コース上での停止車両を排除するための開口部が追加されたので、セーフティカーが導入される可能性は低くなったかもしれません」「次のシンガポールのようにギアチェンジの回数が非常に多く、忙しいトラックです」チームメイトのダニエル・リカルドは、前戦で角田裕毅にのみ搭載されたアップグレードで走行する。「バクーは適切なトラックだし、他のストリートサーキットと同じように、素早くトラックリミットを見つける必要がある」とダニエル・リカルドは語った。「ファエンツァのチームがハードにプッシュしているのは知っているし、今週末は新しいフロアを試したいと思っている。ファエンツァのチームがハードにプッシュしていることは知っているし、今週末は新しいフロアを試してみたいと思っている」RBのテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンはアゼルンバイジャングランプリに向けて次のように語った。「アゼルバイジャンGPは首都バクーのストリートサーキットで開催される。2016年からF1カレンダーに加わり、例年エキサイティングなレースが展開される。全長6kmのサーキットは、時速345kmを超えることもある長いストレートでは空力効率が要求される一方、低速コーナーが多い20のコーナーではブレーキングとトラクション性能が強く要求されるなど、エンジニアとドライバーにとってさまざまな課題が混在している」「サーキットは、旧市街地を含む市街地を通過する。この狭いトラック区間では、中世の城壁がドライバーにさらなるリスクを与える。この特徴に加え、バリアが張り巡らされた通常のセクションもあるため、バクーはF1カレンダーの中でも技術的に最も厳しいサーキットのひとつとなっており、予測不可能な要素もある!」「このレースに向けてのテストプログラムは、毎大会行っている通常のセットアップやタイヤ作業に加え、モンツァで初めて評価した新しいフロアパッケージについてさらに学び、マシンを最適化するための重要なテストがいくつか予定されているため、非常に忙しいものになるだろう」「ミッドフィールドでの戦いに関しては、非常にタイトな状態が続いており、両ドライバーとともにポイント争いをすることを目標に、マシンから引き出せるものを最大限に引き出すことに集中している」
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