角田裕毅は、2024年F1ベルギーGPの予選を18番手で終了。最後尾スタートとなる決勝で「マシンと戦略を最大限に生かしてポイントを狙う」と意気込んでいる。今週末にむけてパワーユニット一式を交換して規定数を超えたことで最後尾からのスタートが決まっていた角田裕毅は、予選では通常のようにグリッドを争うのではなく、マシンの確認とデータ収集に専念。それでも2台のマシンを上回って18番手タイムをマークした。
「明日のエンジンペナルティがあるので、僕にとってはノーマルな予選ではありませんでした」と角田裕毅はコメント。「そのため、周回を重ね、マシンの感触を確かめることが目的でした。マシンは昨日とはかなり違っていたので、すべてに満足できていることを確認し、より多くのデータを収集することができて良かったです」「ここではDRSトレインが頻繁に形成されるため、レースでのオーバーテイクは容易ではないでしょう。チーム一丸となって、マシンと戦略を最大限に活用し、ポイントを獲得できばと思っています」RB F1チームのレーシングディレクターを務めるアラン・パーメインは、角田裕毅の予選について「予選はウェットコンディションでインタータイヤを装着してのセッションとなったが、両車とも最初の走行でトップ10に入る好タイムを記録した」と振り返る。「裕毅は2回目の走行でコース上でのグリップのばらつきに苦戦し、タイムを伸ばすことができなかったが、いずれにせよPU交換のため決勝は最後尾からのスタートとなる」
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