角田裕毅は、2024年F1イギリスGP初日のフリー走行を16番手で終了。シルバーストンでの苦戦は予想外だったと語った。角田裕毅はFP1の開始から10分も経たないうちにターン7(ルフィード)にオーバースピードで入ってスピンアウト。グラベルにはまって抜け出せなくなり、赤旗の原因となり、わずか5周での走行のみで20番手でセッションを終えることになった。
RB F1チームは、バルセロナで投入したアップグレード前後の新旧パーツを組み合わせた“ハイブリッド”パッケージを用意して挑んでいるが、FP2での走行ではタイムシートの上位に顔を出すことができず、角田裕毅は16番手で初日のセッションを終えた。「FP1で理想的なスタートを切ることができず、貴重なトラックタイムを失ってしまいましたが、FP2では多くのデータを収集することができました」と角田裕毅はコメント。「現状を把握できていると思います。FP2でこれほど苦戦するとは思っていませんでしたが、まだ時間がありますし、明日もさらにコンマ数秒を縮めてQ3進出を狙えると思っています」「長い高速コーナーのあるこのトラックの特性に我々のマシンはあまり向いていないようですが、他のチームはそれを克服しているようです。彼らは良い仕事をしているので、僕たちはさらに努力し、もっと上位を目指いして戦いを続けます」RB F1のレーシングディレクターを務めるアラン・パーメインは「裕毅のスピンで最初のセッションのほとんどを犠牲にしてしまい、我々にとって厳しい一日となった」と角田裕毅の走行に触れた。「そのため、彼は第2セッションに万全の準備で臨むことができず、最大限の力を発揮できなかった。しかし、彼は全体的にはマシンに満足しているようだ」
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