ビザ・キャッシュアップRBのチーム代表を務めるローラン・メキースが、2024年F1第5戦中国GPを振り返り、角田裕毅にとっては「トリッキーな週末」だったと評した。上海インターナショナル・サーキットでの初めてのグランプリとなった角田裕毅は、金曜日のフリー走行から調子を掴めず、スプリント予選19番手、スプリント16位、予選19番手と、チームメイトのダニエル・リカルドを完全に下回っていた。
決勝でも、タイヤ戦略の違いはあったものの、リスタートを迎えるセーフティカー中にリカルドの9番手に対し、角田裕毅は15番手を走行しており、もしリタイアがなく、リカルドが入賞でレースを終え、角田裕毅がポイント圏外という結果になっていれば、メディアの評価は一気に厳しいものになっていた可能性がある。、「ドライバーたちにはどうすることもできなかった別々のアクシデントで2台ともリタイアしてしまい、我々にとっては残念な日曜日となった。つらいことだが、それを受け入れて前に進むしかない」「ポジティブな面では、たとえスタートで出遅れたとしても、10位争いに加わるだけのペースを取り戻すために全員が懸命に頑張ってくれたことだ」「ダニエルは週末を通じて非常に力強い走りを見せ、特に今日はセーフティカーが出る直前にルイスとバトルを繰り広げた」「裕毅にとってはよりトリッキーな週末だった。スプリントウイークエンドで初めてここを走るのは難しいものだが、彼は懸命に戦い続け、今日はポジションを大きく上げていいレースをしていた」「ファエンツァとビスターでダニエル、裕毅、そしてチーム全員と週末を分析し、さらに強くなってマイアミで再び超接戦に臨み、イライラが軽減される日曜日を迎えられることを願っている!」