角田裕毅が、2024年F1第2戦サウジアラビアGPに向けての意気込みを語った。2024年の開幕戦となったバーレーンGPでは、予選11番手と速さを見せた角田裕毅だったが、決勝ではポイント圏外に転落。終盤にチームメイトのダニエル・リカルドとのチームオーダーを巡るやり取りの方が話題となってしまった。
「レース後はバーレーンに数日間滞在していました。今はジェッダで再び仕事を始めたいと思っています。シーズンのこの段階では、常にクルマを運転していたいものです!」と角田裕毅はコメント。「テスト前にはチームについて多くの誇大宣伝があり、それは最初のレースに向けたビルドアップまで続きましたが、ガレージ内では明らかにそれについて気にしていませんでした。正直なところ、バーレーンにはあまり期待していませんでしたが、結果的には、特に予選でクルマの実力という点では思ったよりも良かったです。実際、レースペースもかなり良かったですが、外から見る分にはわかりにくい要素もありました」「クルマの限界や改善点について多くのことを学ぶことができた有意義な週末でした。例えば、FP1からFP2にかけて行った変更が期待通りに機能しなかったので、もう一度変更したところ、FP3と予選ではかなり良くなりました。これらの教訓はすべてサウジでも役立つでしょう」「チームは名前が変わっただけでなく、多くの点で新しくなりました。新しい人材が加わり、新しい手順が導入されたので、新しいクルマについて学ぶと同時に、全員がうまく協力する方法をまだ学んでいるところです。今はそのプロセスをサウジでも続けることになります」「去年は最後の数周までポイント圏内にいました。サウジアラビアはとても速くて、走るのが楽しいトラックなので気に入っています。また、まったく異なるコースレイアウトで新車がどう機能するかを見る最初のチャンスになります。タイヤのデグラデーションもほとんどないだろうし、マシンのエアロが本当に高速でどう機能するのかもわかります」「とても速いし、壁が近いのでコックピットの中からはとても興味深いです。全員がもっと速く走りたい、マシンを改善したい、できるだけ早くポイントを獲得したいという意欲に燃えています。ミッドフィールドがどれだけ接近しているかを見てきたので、簡単な仕事ではないことは分かっていますがが、プッシュし続ける決意はできています」