角田裕毅(スクーデリア・アルファタウリ)は、2023年F1第12戦ハンガリーGPの決勝を15位で終えた。17番グリッドの角田裕毅は、スタートダッシュを狙ってソフトタイヤを選択。その作戦が功を奏してオープニングラップの混乱を避けて11番手まで順位を上げる。だが、8周目にタイヤ交換を実施したアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)をカバーするために行ったピットストップで左フロントタイヤの交換に時間がかかってしまい、最後尾でコースに復帰することになる。
その後、ハードタイヤでの第2スティントを伸ばして一時は10番手まで順位を上げたが、16番手で戻ったミディアムでの最終スティントでペースを上げることができず、最終的に前のローガン・サージェント(ウィリアムズ)がリタイアしたことで15位でフィニッシュした。「今日はレース序盤で少しでもポジションを上げるために、ソフトコンパウンドのタイヤでスタートすることにしました」と角田裕毅はコメント。「スタートはうまくいって、順位をかなり上げることができたので、自分のパフォーマンスには満足しています」「今日はペースもあったし、特にソフトコンパウンドではタイヤをうまくマネージングできていましたが、残念ながらうまくいかなかったので、チームと一緒に調べてみます。ペースは良かっただけに残念です」「全体的には、すべてをまとめて自分のパフォーマンスを最大限に引き出すことができなかったので、自分自身にフラストレーションを感じています。今日学んだことを今後に生かして、パフォーマンスを最大化していきます」
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