アルファタウリF1の角田裕毅は、2022年にチームメイトのピエール・ガスリーを倒すために「何を改善しなければならないか」を知っていると主張する。F1バーレーンGPのデビュー戦でポイントを獲得した角田裕毅だが、その後は一連のミスとクラッシュによって自信を喪失。だが、夏休み後に復調し、最終戦F1アブダビGPでは予選・決勝で初めてチームメイトのピエール・ガスリーを上回った。
角田裕毅は32ポイントを獲得してランキング14位でフィニッシュ。ピエール・ガスリーは、3倍以上の110ポイントを獲得してランキング9位で終えている。最終的に角田裕毅のポイント不足が、アルピーヌF1とのコンストラクターズチャンピオンシップ5位争いに影響し、アルファタウリF1は13ポイント差でランキング6位でシーズンを終えた。「2022年は僕にとって本当に重要な一年になります」と角田裕毅はGPFansに語った。「チームのクルマのペースがどうなるかはわかりませんが、自分はパフォーマンスは発揮する必要があります。もちろん、チームメイトを倒す必要があり、より安定したレースをしなければなりません」「でも、今は自分が改善しなければならないことの詳細を分かっています。これを改善すれば、彼を倒すことができると思いますし、チームメイトを倒し、一貫したレースができるはずです」「それがすべてですし、僕が前進するために見たすべての材料です。そういう意味では、本当にいい準備の年だったと思います」今年、F1は、先行マシンの乱気流によって失われるダウンフォースを低減することでレースの改善を目指したまったく新しいマシンコンセプトを導入する。「クルマが良ければ、一貫してポイントを獲得して、いい結果を出すという希望があります」と角田裕毅は付け加えた。「たとえ、マシンが悪かったり、ペースが悪い場合でも、まだマシンを開発することができます。それに自分自身のためにマシンをより速く開発する方法は分かっています」