アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、2021年F1ベルギーGPでレースを実施せずに終了としたFIA(国際自動車連盟)の判断を支持した。レース前から大雨に見舞われ、雨は収まる気配がなく、スタートは延期に。さらに、フォーメーションラップを行ったものの、コース上の水が多く視界が確保できない状態だったため、スタート進行が中止される。ここから3時間以上の中断を経てレースは再開。
角田裕毅はペレスのクラッシュによって1つ順位が繰り上がり、15番手でのリスタートとなる。リーダーのフェルスタッペンが2周を消化したことから、そのままレースは成立した。「今日はレースが不可能なのは明らかでした。特に、7番手以降のドライバーにとっては、視界がほとんどない状況だったと思います」と角田裕毅はコメント。「今日のコンディション下で、スパのような高速コースでレースをするのは危険すぎるので、安全面を考えるとFIAの下した決定は正しかったと思います」「もちろん、個人的にはレースでポイントを獲得するチャンスがなかったのは残念ですが、安全のほうが重要です」
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