アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、2021年F1ハンガリーGPの決勝を6位で終えた。16番手スタートの角田裕毅は、混乱を上手く避けて5番手までポジションを上げる。赤旗中断後、ルイス・ハミルトンがリスタート後にピットインしたために最後尾となり、角田はさらに4番手に順位を上げる。
角田裕毅は前を行くニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)を交わすために、22周目にピットインしてアンダーカットを成功させたが、さらに上位のマシンには差を広げられる展開となる。その後、30周目にピットインしたピエール・ガスリーが7番手まで順位を回復すると、角田の背後に迫り、チームはよりフレッシュなタイヤのガスリーを先行させる。レース終盤、7番手走行中の角田裕毅はターン2でスピンを喫するが、順位に変動はなくコース復帰を果たす。そのまま7位でチェッカーを受けた角田は、セバスチャン・ベッテルの失格により6位に分類された。「1周目を終えて5番手にポジションを上げられたことには満足しています」と角田裕毅はコメント。「今週末はずっとマシンに苦しんでいましたが、レースでのペースは問題なく、チームに貴重なポイントを持ち帰ることができました」「僕にとっては、レースが始まるまではとても厳しい週末だったので、サマーブレイクでリセットするとともに、スパに向けて何が必要か確認していきます。後半戦では、安定してポイント獲得を果たしていければと思います」
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