元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガーは、角田裕毅がチーム無線で感情的な発言をすることに関してそれほど心配はしていないと語る。今年アルファタウリ・ホンダF1でデビューを飾った角田裕毅は、無線でエンジニアに対して感情的な発言をすることが多く、最初は好意的だったF1ファンも嫌悪感を示し始めている。
先週末のF1シュタイアーマルクGPで今季3回名のポイント獲得となる10位入賞を果たした角田裕毅だが、そのレースでも無線が話題となった。エンジニアからプッシュするよう伝えられた角田裕毅は「無理だ。プシュしている。アロンソが前にいるのが見えないのか」と不満を述べていた。だが、ゲルハルト・ベルガーは、無線が理由でレッドブルが角田裕毅を落とすようなことはないだろうと語る。「ヘルムート・マルコは、若いドライバーがハードにプッシュするところを見ている限り、たとえ無線で何を言っていても見て見ぬふりをするだろう」「私の時代にはそれが問題になることはなかった。彼らには我々の声などほとんど聞こえなかったからね」とゲルハルト・ベルガーは笑う。「このスポーツの醍醐味はそういった感情だ」「視聴者はステアリングを握っているドライバーが異常な精神状態になることがあるのを感じるべきだし、今ではそういうものを聞くチャンスがあることを私はうれしく思っている」 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿
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