アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅がF1スペインGPの予選Q1敗退後の無線が悪い意味で話題になっている。Q1ではコース上が混雑し、最終シケインでは多くのトラフィックが発生した。角田裕毅は、この状況に加え、最後のアタック時にやや膨らんでグラベル上を通過してしまい、タイムをロス。わずか0.007秒差で16番手となり、Q2進出を逃した。
その後、国際映像で角田裕毅が『I can't f***ing believe this car!(このマシン、まったく信じられないよ!)』とチームに不満を述べている無線が世界中に流れた。デビュー戦で9位入賞という衝撃デビューを果たし、これまで不満爆発の『渋滞天国』などの無線が面白がられていた角田裕毅だが、第2戦の予選でクラッシュを喫し、2戦連続ノーポイントと結果を出せていない現状でチームへのリスペクトにかけた無線には批判的な意見も多い。また、予選後のインタビューで「ピエール・ガスリーと同じマシンとは同じマシンなのかちょっと疑問符があります」と語ったこともネガティブに捉えられている。先輩F1ドライバーのジェンソン・バトンは「チームはあんな風に話されることを好まない。彼は、F1にとどまりたいのであれば、それをコントロールする必要がある」とコメント。「フランツに対しては特にね。あのようにマシンやチームについて話してはならない。自分を取り戻し、チームメイトと何が違うのかに目を向けて、チームと話し合う必要がある。公の場ではなくね」同じく元F1ドライバーのマーカス・エリクソンも「初回や2回は楽しかったけど、今はちょっと度を越している。罵倒したり、不平を言ったり、まるでキャンディーをもらえない子供のように振る舞っている。彼は自分自身とマシンを最大限に活用することに集中する必要がある。彼は速いけど、現時点では最大の敵は自分自身だね」と苦言を呈した。また、日本人ドライバーの先輩である山本左近は「極限状態の運転中に話すのは日常会話よりも遥かに難しい。普段使っているよりも少ない言葉しか出てこないから、推測すると今は表現するボキャブラリーの問題かな?と。まずF***よりThank you を。あとさ、焦る必要なんてないよ」と諭した。不用意な無線で評価を落としてしまった角田裕毅。まずはコース上で結果を出して挽回していくしかない。OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "lnNGQzazE6qUxO4ItsHL-QSpOufTIcZ3");});
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