アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、まだまだ改善の余地があると考えており、今週末のF1エミリア・ロマーニャGPではまずは予選でQ3に進出することから進めていきたいと語る。F1デビュー戦となったバーレーンGPで9位入賞を果たして初ポイントを獲得した角田裕毅は、周囲からの期待を正当化した。それでも、ミディアムタイヤで通過を試みた予選Q2で失敗して13番グリッドからデビューレースを向けた。
決勝ではスタートでさらに順位を落とした角田裕毅だったが、そこからオーバーテイクを重ねて9位入賞を果たし、デビュー戦でポイントを獲得した初の日本人ドライバーとなった。F1エミリア・ロマーニャGPの木曜記者会見でデビュー戦でのパフォーマンスを10点満点で評価するよう頼まれた角田裕毅は「5点くらいですかね」と笑った。「もちろん、チームのためにポイントを獲得できたことは本当に嬉しかったです。初レースで初ポイントですからね」「でも、同時に、レースウィークの前にはもっと高いポジションを目指していました。トップ6に入れる可能性があったので、複雑な気持ちでした。バーレーンではたくさんのことを学びました。特にQ2は望んでいた結果ではありませんでした。レース、スタートが本当に駄目でしたし、いくつかのポジションを失ってしましました」「でも、全体として、チームにとって、将来にとって本当にポジティブなレースウィークでした。僕たちは競争力のあるマシンを持っていることを示したと思います」今週末のF1エミリア・ロマーニャGPはアルファタウリのファエンツァの本拠地に近いイモラ・サーキットで開催される。イモラはデビュー前にチームとテスト走行を重ねたサーキットであり、パフォーマンスを向上させることに自信を持っており、Q3進出を目指したいと角田裕毅は語る。「シーズン前にここを走っているので、とても楽しみにしています」と角田裕毅は語った。「それによって少しアドンバーテジがあると思います。そのアドバンテージを最大限に活用する必要がありますし、より良い結果を出せることを期待しています。もちろん、結果に関してはバーレーンよりも高い順位を目指しています。特に予選では、今回はQ3に進出して、チームのためにも良い結果を出したいと思っています」
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