アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、F1デビュー戦となったバーレーンGPのスタート直前に小さなミスを犯していた。フォーメーションラップ中、11番グリッドのセルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)のマシンが突然シャットダウン。なんとか再始動することができ、ピットレーンスタートで最後尾からスタートすることになった。
セルジオ・ペレスの後列の13番グリッドの角田裕毅は、フォーメーションラップを終えてグリッドに着こうとしたが、そのまま空いているセルジオ・ペレスのグリッドに着きそうになる。途中でそれを知った角田裕毅は、落ち着いてバックギアに入れて後退。自分の13番グリッドに着く。幸いになことに、セルジオ・ペレスのインシデントによってスタートは仕切り直しとなり、エクストラフォーメーションラップが行われて、改めてスタートとなったため、特に罰せられることなく角田裕毅はスタートすることができた。9位入賞を果たしてF1デビュー戦でポイント獲得を果たした初めての日本人ドライバーとなった角田裕毅は「ポイントを獲得できてうれしいです」とレース後にコメント。「最初のラップでかなり多くのポジションを失ってしまいました。それは私の大きなミスであり、そこから挽回しなければなりませんでした。50%満足していますが、それでも50%は僕の大きなミスでした」「ポジションをさらに伸ばすことができましたし、初ポイントを獲得できてよかった思いますが、イモラにむけて、今回レースから改善できる余地はたくさんあると思います」 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿
全文を読む