ホンダF1の育成ドライバーである角田裕毅は、FIA-F2 第11戦 バーレーン大会 レース2を15位でフィニッシュ。ノーポイントに終わった角田裕毅は、ランキング5位に後退しましたが、3位との差は5ポイントと、僅差で最終戦に臨む。FIA-F2選手権第11戦のレース2がバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催された。現地時間午後1時のスタート時点で、気温が27℃、路面温度は34℃のコンディション。レース1で6位となった角田裕毅(カーリン)は、リバースグリッドにより2列目3番手からのスタート。
好ダッシュを決めた角田裕毅は、第1コーナーまでに2番手に浮上し、トップを追う態勢となった。しかし、第1コーナーの立ち上がりで後続車が角田裕毅の右リアに軽くヒット。体勢を崩すには至らなかったが、右リアタイヤにダメージを追い、その後スローダウン。ピットインしてタイヤ交換を余儀なくされた。レース開始早々に最後尾までポジションを落とした角田裕毅は、6周目のセーフティカー導入時に再びピットインし、ミディアムタイヤに交換した。その後、ハイペースで走行を続けたが、前者との間隔は大きく、ポジションを上げるには至らず、先行車のリタイアなどにより最終的に15位でレースを終えた。「スタートはよく、ポジションを上げることができました。1コーナーを回ったところで後ろから突っ込まれて軽く当たってしまい、右リアタイヤのバルブが壊れてパンクしてしまいました。エンジニアから異常を聞かされてピットインを余儀なくされ、レースは終わってしまいました。ペースもよかっただけに悔しい結果です」と角田裕毅はコメント。「次もバーレーンですが、コースレイアウトが変わります。シミュレーターでは思ったよりテクニカルな感じですし、右コーナーが多いのでタイヤマネージメントも重要だと思います。マシンの状態はいいので、好結果を出せるようがんばります」
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