元WRCチャンピオンのペター・ソルベルグは、2011年にWTCCへの転向を目指している。スバルのWRC撤退をうけ、2009年から自らのチーム「ペター・ソルベルグ・ワールド・ラリー・チーム」でWRCに参戦してきたペター・ソルベルグだが、まだ2011年にWRCに参戦するかは未定となっている。今年始めにレース転向を検討していることを明かしていたペター・ソルベルグは、現在WTCCへの転向を目標にしていることを明らかした。
「トラックで何ができるかはわかっている。それがWTCCを目指している理由だ」とペター・ソルベルグは AUTOSPORTS にコメント。「どんな感じか確認するために、いくつかのクルマをテストすることにとても興味を持っている。F1やル・マンをテストしたことがあるけど、それらはうまくいった」「現在、WRCにいるのはタフなことなので、他の可能性を探っている。それらの中でもWTCCの可能性は最大だ」ペター・ソルベルグは、来月モンテカルロで行われるIRC(Intercontinental Rally Challenge)第1戦に参加するが、WTCCのオファーが来た場合はWTCCを優先したいと述べている。