セバスチャン・オジェは、2018年もMスポーツに残留し、WRC(FIA世界ラリー選手権)に参戦することが発表された。Mスポーツは28日(火)、2018年のドライバーとしてエバスチャン・オジェとエルフィン・エバンスを起用することを発表。今年5度目のWRCチャンピオンを獲得したセバチャン・オジェは、しばらく考えて、自分がMスポーツに残留したいと考えていたことをわかったと述べた。
また、チーム代表のマルコム・ウィルソンとの関係の強さが決定の重要な理由のひとつだとセバスチャン・オジェは語った。「この件について公式に話すことはできなかったけど、しばらく考えて、来年もこのチームと一緒にいたいという僕の気持ちははっきりしていた」とセバスチャン・オジェは Autosport にコメント。「僕の決定、僕がどこに進むのかについては、たくさんのことが語られていたし、多くのことが書かれていた。それらがお金について言っていることはわかっているけど、僕はお金だけで選択したわけではないと言うことができる」「他のチームとも話はしたし、お金の面だけでなく、本当に納得したものでなければならなかった。素晴らしいボスはお金では買えない。マルコムのようなフィーリングは誰も与えてはくれない」「マルコムが、僕をチームにキープするために本当に懸命に戦っていると本当に感じることができた。彼、そして、チームとの仕事をとても楽しんでいる。そこに関しては本当に良いフィーリングを得ている」今シーズン、セバスチャン・オジェは5度目のタイトルを獲得しただけでなく、フォードのワークス関与のないMスポーツの10年ぶりにマニュファクチャラーズタイトル獲得に貢献した。セバスチャン・オジェとエルフィン・エバンス以外のドライバーは、12月もしくは来年1月のオートスポーツ・インターナショナルで2018年WRCカーを発表されるとみられている。「セバスチャンとエルフィンをまとめることができ、本当に心が軽くなった」とマルコム・ウィルソンはコメント。「これから我々は来シーズンにむけてクルマと計画していた進化に注力することができる」「このニュースは待つ価値があった。来年もセブとジュリアン(イングラシア、コ・ドライバー)がいるのは非常に幸せなことだ」「交渉には時間がかかったし、昨シーズンよりも長かったかもしれない。だが、我々は全てを順調に進めことができた」「セバスチャンとの交渉は非常に簡単なプロセスだった。彼は自分が望んでいることを代わり、我々はそこにたどり着く方法を見つけなければならなかった」