2019年 FIA世界ラリー選手権(WRC) 第1戦 ラリー・モンテカルロが1月27日(日)に最終日を迎え、今季からシトロエンに移籍したセバスチャン・オジェが優勝。6年連続で開幕戦を制した。最終日は競技4日目、モナコ公国を基点にフランス南部の山岳地帯で2本のステージを各2回走行。SS13とその再走ステージであるSS15は、有名なチュリニ峠を通過するラリー・モンテカルロの名物ステージ。
2日目に首位に立ったセバスチャン・オジェは最終日にもその勢いを維持。4.3秒差だったティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)からの猛追を退け、2.2秒差をつけてラリー・モンテカルロを6連覇した。セバスチャン・ローブ(ヒュンダイ)、ヤリ-マティ・ラトバラとオット・タナック(トヨタ)の三つ巴の戦いとなっていた3位争いは、オット・タナックがSS14で3位に浮上してポジションを維持。3戦連続での表彰台となった。4位にはセバスチャン・ローブ、5位はヤリ-マティ・ラトバラという順位となった。6位にはトヨタでの緒戦となったクリス・ミークが続いた。WRC ラリー・モンテカルロ 結果1 セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア(シトロエン C3 WRC) 3h21m15.9s2 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20クーペ WRC) +2.2s3 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (トヨタ ヤリス WRC) +2m15.2s4 セバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ (ヒュンダイ i20クーペWRC) +2m28.2s5 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +2m29.9s6 クリス・ミーク/セブ・マーシャル (トヨタ ヤリス WRC) +5m36.2s7 ガス・グリーンスミス/エリオット・エドモンドソン (フォード フィエスタ R5) +13m04.6s8 ヨアン・ボナート/ベンジャミン・ボウルード(シトロエン C3 R5) ++13m56.5s9 ステファン・サラザン/ジャック-ジュリアン・レヌッチ(ヒュンダイ i20 R5)+14m06.8s